こんにちは。
瑞浪では、朝、起きると車の窓が白くなりつつあり
冬の気配を感じる事柄ふえてきました。
皆さんはいかがお過ごしですか?
今回は前回のブログにてお知らせしたセラミックパークMINOで開催された
「美濃焼新作展」を改めて詳しくご紹介いたします。
この展示会は、毎年この時期に岐阜県陶磁器工業組合に参加するメーカーが、新製品(プロトタイプを含む)を出展し、料理家やショップバイヤーなどに審査をして頂く、新製品コンペです。
各メーカーが、それぞれの特性を活かしてグランプリを目指す、ちょっと変わった展示会ですが、普段あまり目にする事のない、他メーカーの製品は作り手としても刺激をうけるので、密かに愉しみにしています。
当社からは7点出展致しました。
まず、総合部門で「Big Four Dinner Plate」シリーズが、奨励賞として多治見市長賞を頂きました。
レストランでの使用を想定し、個性的で洋食器的なスタイルをベースに、日本的で情緒のある雰囲気に仕上げた和洋折衷の器です。
次に、一昨年より始まったテーマ部門では「飯碗」というテーマに対し出展をした「なじみ染付飯碗」が優秀テーマ作品賞を頂きました。
(画像がボケていますね。ごめんなさい)
縁起の良いモチーフをモダンに仕上げ、伝統的な染付のタッチで仕上げた絵付けの器です。
また、総合部門では、もう一点「en bowls」という透明感のある染付の縞模様の器も優秀作品賞を頂きました。
これら賞を頂いた製品以外にも「オシドリ」「イゾラ」「scale」「13柄のそば猪口とそば徳利」の4点を出品致しましたが、いずれも暮らしの心地よいアクセントとしてお楽しみ頂ける器になっていると思います。
もし、どこかで直接ご覧いただける機会があれば、是非お手に取って頂ければと思います。
これら製品の中には、開発中の器も存在するので、より精度を高め、いつか皆さんの食の近くに登場するよう、丁寧に開発を続けていきたいを思います。
この展示会は、業界以外の方にご覧いただける機会はあまりないので、少し長めにご紹介いたしました。
どこかでお手に取って頂けることを願っています。