今回は現場の仕事、第2弾です。
本社に運ばれてきた素地(きじ)の一部は、
裏にロゴ(『裏印』と呼んでいます)を入れたり、
表に絵柄(『加飾』と呼んでいます)を付けたりします。
裏印は、深山では『銅版』という技法を採用していて、
銅版に関しては以前に
”和紙にのせたインクを転写させる加飾法”
とざっくりお伝えしていましたが、
裏印の工程としてはこんな感じです↓
和紙の裏面にインクが印刷されていて、これを切り分けて使います。
色もいろいろあって、miyama印も色やサイズで数種類を使い分けています。
ちなみにこれは、焼くと青っぽくなるんですよ。
素地の上に和紙を乗せて・・・
水分を含んだスポンジでたたきます。
和紙を剥がすと和紙から素地の方にインクが移っている状態。
完成です!
水加減・押し加減を微妙に調節しながら、
毎日スピーディーに仕事をこなしていく姿は
真近で見ていて感服ものです!
器に柄を入れる方法は他にも色々とありますが、
次回の『加飾』の仕事も含め、
ちょっと思い出して頂けたら面白いかな・・・と。
商品戦略室 古川